世界に恋をしたいから、

好きなものをゆるりと留めておくブログ。

それは、優しさに包まれた空間でした―佐藤勝利くんソロコンサートに行って来ました

 

佐藤勝利くん、ソロコン無事終了おめでとうございました!!!!あなたが主役のソロコン、素晴らしかったです!!!

けんてぃーが来たって?お前が主役って叫んでくれたって?エイティーンセクシーローズを18本楽屋に持ってきてくれたって?!そうその通り!最高な18歳、今年19歳*1佐藤勝利くん、そう!あんたが主役!!

 


というわけで、あんだけ前回のブログ*2でソロコンについてごねてたんだけど、行ってきました勝利くんのソロコン!!!!

 

あんなに優しくて幸せに包まれるソロコンがこの世にあったのか…?!

そんなことを思えたソロコンでした。私が入ったのは8月13日の昼夜公演*3なのですが、もう二公演とも幸せすぎてずっと顔が緩んでた。友達とこんなにコンサートが幸せで嬉しい!って思ってばっかでいいのかな、って話してたくらい幸せな公演だった。

幸せすぎて、昨日帰ってきてからブログ書いたら単なる担当デレのブログしかかけないかもしれない……と思って、ちょっと時間を置いて書いてます。

 

でもやっぱりにやにやしちゃうよ、勝利くんが幸せにしてくれたからさぁ…!

…ちょっと冷静になって書いてみます。

 

勝利くんのコンサートは、先行して行われた風磨くんの『風 is a doll?』健人くんの『Love Ken TV』よりはコンセプト性的なものは薄いものでした。

そのせいかレポも割と落ち着いているのを見て、実際に入るまでは『勝利くんのコンサート大丈夫なのかな』『勝利担よりもJr.担が多すぎてしらけてたりしたらどうしよう』とかめっちゃ心配してた。でもそれ、杞憂に過ぎなかった!


勝利くんのソロコンは、それはそれは明るい優しさに包まれた空間だったのです。


OPのBlack/Whiteで光をしょって、キンプリを従えて出てきた勝利くん。その神々しさは勝利くんがこの5年間で背負ってきたもの、培ってきたものの集大成って言っても過言ではなかった。それくらいかっこよかった、美しかった。

そんだけかっこいい姿見せつけられたらずっとかっこいいシャープなコンサートなのかな?って思うじゃん?それが違うんだ!POPな曲、クールな曲の緩急の差の付け方がとてもうまくて、POPな曲の時はずっとニコニコしてた。

ニコニコしているのは勝利くんだけでも、観客だけでもなくて、バックについてたキンプリも、バンドJr.もなんならマンションJr.もみんなニコニコ。みんなで、お客さんを幸せにしよう、優しい空気の公演にしようって思っているのが分かってとても嬉しかったです。

あと、ちゃんとメインは勝利くんっていう線引きができていたのも大きかったのかもなー…。Jr.と勝利くんの主従というかなんというかが逆転することがなかった。キンプリとはもともとお友達だから、なぁなぁになっちゃったりしたらどうしようと思ってたんだけど、あくまで「いいお友達」として、信頼できるから仕事を一緒にしている、後ろを任せている感じだった。そんないい意味での線引きの中で、みんなのニコニコぶりがあったからこそ、勝利くんがここでの座長としてJr.を従えて自分が作りたいもの(=幸せで優しい空間、愛が伝わる空間)を作ろうとしているのが伝わってきました。

本編の最後に勝利くんが、「生きてよ」の歌詞になぞらえて「いろんな人を愛して生きていってね」みたいなことを言うんだけど、むしろ私たち今勝利くんやみんなに愛されてる…!って思ったもん。勝利くんのその言葉がすごく生きているからこそ、みんながニコニコしていて素敵な空間だったんじゃないのかなぁ。ファンサとかに頼っているわけじゃないのもすごいよかった。

 

あ、クールなところは本当にクールだった。基本光を背負っていて、この世のものとは思えないくらい美麗でした。

 

で、コンセプト性が薄いってさっき言ったところなんですけど、強いて言うなら今回の「勝利SUMMER CONCERT」から私が感じたコンセプトは「ジャニーズの幕の内弁当」でした。



そう、勝利くんは入所からの5年間、「NEWSのDVD見て小山くんのダンスが指先まで綺麗って思ったの」「最近聞いているのはKinKiKidsさんのアルバムね」「カラオケで関ジャニ∞の曲を練習しているよ」*4とか、辰巳くんに「おかわりSHOCKだね」*5って言われるように1シーズンに3回SHOCK見に行ったりとか、ポールマッカートニー見に行ったりとか、たくさんのショービズに触れていました。

そのせいか、勝利くんはすごく細かい、オタクじゃないと知らないような先輩たちのネタだったり楽曲、演出を知っていたり、その話を各種メディアですることがあります。それが今回のコンサートにすごく生かされていた。

いろんなコンサートの楽しいところ、美味しいところをちょっとずつ集めて一個にまとめてもらった感じ。だから、途中のジャニーズメドレーを「Johhny's Awesome Medley」って名づけたんだとおもう。僕が知ってる超いい感じのジャニーズの曲やっちゃうよ!たくさん詰め込むよ!っていう勝利くんの心意気感じた(笑)割と元ネタ(笑)というか、大元の先輩の演出だったり歌い方に近しいことをしようとしていたのも私的には評価高いポイントです。メドレーのとこじゃないけど、「夏の王様」の最後の剛さんのフェイク(「You're my sunsine」とか)も丁寧に歌ってたし、ちょっと剛さん風のタメとかが入るのがよかった…歌がうまくなっているのもわかったよ…!

 

そんな感じでいろいろ先輩の曲をやっていた中で、個人的にまさかの選曲だったのは「愛のかたまり」、「Anniversary」の2曲です。

私はKinKi担でもあるのでKinKiのコンサートでどうこの曲が使われているか考えてみたんですが、「人を愛する」「感謝をする」ってメッセージをコンサート演出に取り入れる時にこの2曲を効果的に使っているんですよね。

そこをKinKiコン見学*6や、DVD視聴で勝利くんは読み取って今回のセトリに加えたんじゃないかなぁ…。そこが最後の「生きてよ」にすごい活きてくる*7感じでした。アニバから生きてよまで結構間があるけどね!!!アニバのあとの「まだ見ぬ景色」の迫力半端なかったけど。

なんかモーゼみたい*8だった。

 

ただ、そのセトリが勝利くん自体がジャニオタだから「勝利くんというジャニオタの好み」が反映されすぎてて、若干の偏りがある感じだったのかなー。

私も雑多なジャニオタだから個人的には別に大丈夫だったんだけど、「FUNKY FLUSHIN'」*9One in a million*10あたりは知らない人は知らない楽曲だから、戸惑ってる感じのお客さんもいてそれが少しひっかかりました。

どっちも楽しそうだったし、ワンミリは踊りも綺麗で勝利くんの声にも合っててよかったんだけどね。


見学に来ていた河合くんが「俺らの曲もキスマイの曲もないね」って言っていたのは、「俺らの曲やってよ!」ってことじゃなくて、割と若い子や最近のジャニーズが好き(ないし、しか知らない)子が多そうな客層にはちょっと厳しいセトリなんじゃない?やりたいことは分かるんだけどさっていう、ジャニオタ河合郁人くんからジャニオタ佐藤勝利くんへの遠まわしなフィードバックだった気もしてます笑。もしかしたらえびキスやJUMPの曲を入れなかったのは勝利くんなりの挑戦だったのかもしれないけどね。

 

まぁ、そういう荒削りなソロなのはいっくら勝利くんがデビュー組で、ずっとグループのセンター張ってきたとは言えども、まだジャニーズ歴5年目だから歴の違いが物を言うところかなぁと思います。

評価が甘いのかもしれないけど、演出以上に、成長っぷりや「みんなを愛そう、幸せにしよう」って優しい空気を丁寧に作ろうとしている姿勢が素晴らしいものだった!アンコールの勝利コールも、普段コール苦手な私でも勝利!ってコールしたくなったのはその気持ちを受け止めたからだよ…!そして勝利コールを煽ってくれるキンプリの笑顔にも嬉しくなったし、なんなら一緒に勝利コールしながら出てくる勝利くんって姿も愛が溢れてた…!いい空気だった…!

 

 

勝利くんが背負っているものって、この先も重いものかもしれない。グループの状況今あんな感じだし、そうじゃなくてもグループ内真ん中っ子だから板挟みになることもあるかもしれない。

でも、あんなに「僕はみんなを愛すよ、愛することが必要なんだよ」って啓蒙的なことを言葉だけじゃなくて表情や仕草、空気感で示してくれる勝利くんなら大丈夫なんじゃないかなぁなんてことを思いました。

 

とにかく、優しい空間で多幸感があふれる素敵なコンサートを見せてくれて、ありがとう勝利くん。ソロコンが苦手な私に、ソロコンでも幸せになれるんだよ、優しい気持ちになれるんだよって教えてくれてありがとう。

入所直後からの約5年、ずっと見守ってきたけどここまで素敵なものを見せてくれるなんて、ここまで素敵に成長したなんて、ファンの一人として本当に嬉しかったです。勝利くんのファンになってよかったって心から思えるよ。

 

……ちょっと語り厨ポエマーブログすぎて恥ずかしいので、最後にコンサート直後のツイート貼って終わりにしておきますwwやー、でも楽しかった!

今回のソロコンの荒削りさがなくなった時にどんだけ楽しい幸せなものを見せてくれるのかも気になるよ!だからいつかまたソロコンやってね、勝利くん。でも5人のコンサートも本当によろしくお願いします、事務所様…。*11

 

 

 

(とは言いつつ、やっぱりセクゾペンラでもなく、今回のサマパラのペンラでもなく、キンプリペンラの人たちがたくさんいたのは残念でした……。勝利くんとキンプリの空気がとてもいいものだったし、前述のようにお互い一線引いてるのがわかる、尊重しあった関係でコンサート進めてたから尚更。サマパラ、うちわOKだったんだし、キンプリペンラ嬉しいのはわかるんだけどペンラでアピールする必要ないんだから、ペンラくらい今までのセクゾとかにしてくれたら嬉しかったなぁ……。個人的にそうじゃなくても、他Gのペンラを使われるのはどの公演でも苦手です。あと、13日の夜のWアンコが不発だったのもちょっと悔しかったし、コール厨じゃない(どころかコール苦手)だけどちょっとさびしかったです。次はリベンジ!)

*1:13日のアニバ前で「僕は今年で18歳になりました」とかちょっとよくわからないこと言ってたけどあなた今年で19になるんだよ…

*2:このひとつ前のエントリ「ソロコンが苦手な私が、ソロコンに行くことにした件」をご参照ください

*3:公演自体は8月11日~8月14日の計6公演

*4:これ全部Jr.時代、2011SUMMARYくらいまでの発言です

*5:WinkUp連載「勝利のSHOW語り」より

*6:2012年大晦日Kingコンに勝利くんは見学にきていました

*7:生きるの連発でもはやゲシュタルト崩壊してる…!

*8:キリスト様みたいってツイートも見て超同意。どちらにしろとても神々しいし雄々しいってことが伝われば嬉しい

*9:PLAYZONEでも歌われた少年隊の楽曲

*10:山下くんのNEWS時代のソロ曲。LIVEコンで当時最先端の電飾衣装を着てドヤ顔していたかわいい山下くんが懐かしい…!

*11:結局そこが終着点であり帰着点