世界に恋をしたいから、

好きなものをゆるりと留めておくブログ。

god bless you


田口淳之介くんの今回のことを受けての記事です。私はキンキ担でNEWS担でセクゾ担で、事務所全体が好きとは言え、いわゆる「該当担」ではありません。でも田口くんのこともKAT-TUNのことも好きで、今回思ったことを触れないままなのもひっかかっていて、考えて書きました。嫌な方は回れ右してくださいませ。


私には田口担の友達がたくさんいます。
高校時代、数少ない帰る方向が一緒だった同級生を皮切りに、ずっとTwitterで仲良くしてる子や、この前KAT-TUNのコンサートに誘ってくれた子も田口担です。そうじゃなくても、相互フォローしてる人でも田口担はたくさんいるし、KAT-TUN担もたくさんいます。私はKAT-TUN担じゃないけど、KAT-TUNが、田口くんが愛されていることがよくわかる環境にいるわけです。そして私はその人たちの影響を受けて、あとキンキ担*1でもあることからKAT-TUNというグループが、その曲が、パフォーマンスが好きです。
そういう1人のジャニオタの独り言だと思って読んでください。


11/24、会社の最寄りから電車に乗り込んだ私に一報を知らせてくれたのもそんな感じで田口淳之介を愛していて、私にその魅力を教えてくれている1人でした。


それまで普通の他愛もないLINEのやり取りをしてて、私が残業してて返せなかった返事を返そうと彼女とのトーク画面を開きました。

「田口が辞める」
「田口が辞める」

たった6文字を、同じ時間に2回。
でもそれは彼女がとても動揺していることと、ことの大きさを伝えるには十分すぎる文字の並びでした。

背筋が凍った。
頭が真っ白になった。
なんでまた秋なんだ、2年前だって、4年前のNEWSの時だって秋だったし夜だった。
それに番組中じゃん、なんの冗談なの、いやだ。

必死にTwitterを追いました。
大体のあらましはみなさん知ってるから省略するけど、冗談でも嘘でも、友達が寝ぼけているわけでもないことがわかりました。

私はあの数日前、KAT-TUN担のフォロワーさん主催のKAT-TUN中心鑑賞会に参加したところで、改めて田口くんのパフォーマンスに息を呑み、目を奪われ、このところずっとそう思ってたけど……正直言うと田口淳之介に落ちる日も近いんじゃないのかな、って思っていたところだったんです。

だから本当にびっくりしたし、悲しかったし、どうして良いかわからなかった。電車で泣き声をあげそうになるのをマフラーに顔を埋めて、深呼吸することでおさえました。

それから私は田口くんのこと、彼のファンのこと、そしてKAT-TUNのファンのことをたくさん思いました。そして、あの場にいたたくさんのアーティストのことも。

そうして、もっと胸が痛くなった。
悲しくなった。
なんでかって、どんなに考えても田口くんのことがみんな、みんな大好きで、少なくとも嫌いじゃなくて、だから悲しいし、悲しいから怒ってる状態だと感じたから。


そして、私の周りの田口担やKAT-TUN担のみんなが本当に本当に胸を痛めて、悲しんで、どうして?って怒りにならない怒りを抱えて苦しんでるのがわかるから、私の中には大事な人が辛く感じていることへの鈍い怒りがあるんだ、ってわかった。
でも担当でも、KAT-TUN担でもなくて、キンキ担だったりNEWS担という近くて遠い位置からみてきただけの私だから、田口くんがいなくなる悲しさも、そのことで思いを抱えている友達への気持ちもやり場がなさすぎて戸惑った…っていうのもある。

そう言いつつ、本当に、田口淳之介という1人の人間が愛されている人だと感じたし、自分も愛していたんだなって感じたから悲しいし寂しいんだ…って思いに至るまでたっぷり4日かかったわけです。

私は4年前にNEWSから亮ちゃんと山下くんが抜けた時に、マスコミヘあてたものと変わらないメッセージひとつで、なかなか2人からこちらへの言葉が聞けなかった*2ように感じたのがすごく不安だったんです。言い訳でいいからマスコミに向けたものと変わらないものではなくて、何かNEWS担への言葉が欲しかった。もっと言うなら辞めてから報告しないで欲しかった。*3せめて「そこにいた彼」「卒業していく彼」にさよならを言いたかったし、名残を惜しませてほしかった。だから、「もし万が一誰か抜けてしまうなら、言い訳でいいからすぐに当人以外のファンも含めてのファンへの言葉が欲しい。できるなら別れまでの猶予が欲しい」そう思ってた。直接聞けたら納得するかもしれない、そう考えてた。その思いは聖が抜けた時にも強く感じた。まぁあの場合は仕方なかったし、あの時できる範囲の中での挨拶をもらったとは思う。その後に赤西くんが退所したときも「その人本人の言葉って大事だな」って思ったし、辞めてから言われるとどうして良いかわからないなって思った。赤西担の友達が、「いつも事後報告なんだから」って憤っていたのを今でも覚えている。まぁ予め「今月退所します」とは彼の場合言えなかったのかもしれない。でも実際直接聞いたところで納得できないし、余計どうして良いかわからないし、悲しさが深まることもあるんだってようやくわかったんです。馬鹿だ。

そもそもの発表の仕方に賛否両論あると思う。何もあの場でなくても、って私も思った。でもリークもされず、4人で、そして田口淳之介本人の言葉で語るにはあの場が最適だったのかもしれない。出来うる限りの真摯さなのかもしれない。あの時まっすぐ前を見据えてた田口くんの目には悲しむファンの顔も見えたと思うし、それも覚悟の上で前を向いたのだと思う。そして自分の決断とは言えどもそれで悲しんでいる人がいるのが分かってるからパフォーマンスの後に頭を下げたのだと思う。
辞める理由なんてわからない。田口くん本人も「不透明でごめん」って言ってるくらいだし。不透明にしなきゃいけない理由もあるのかもしれない。不透明なところできるだけ透明に近づけるような言い訳でも建前でもいい、何重にもオブラートに包んだものでいいからもう少し説明がほしいとは思うけど、それも難しいのかな…。他のメンバーが話してほしいって言ってるってことは、メンバー的にはある程度話せる内容だと思ってるからだと感じてるのだけど。その理由も、現状そんな感じで不透明なせいか女の人のことがどうとか、膝*4の具合がとか、色んな憶測が流れている。憶測が過ぎて当の田口担やKAT-TUN担を余計悲しませているのも悲しい。理由なんてもはやどうでも良いのかもしれない。それに、私は当然田口淳之介ではないから、なんでかなんてわからない。「方向性のずれがうんぬん」なんて、こういう時に一番都合のいい言葉だし。でも「俺は最初からみんな大好き、KAT-TUNが大好き」「俺の友達?KAT-TUN!」って言い続けていた彼が大好きな場所と友達から春を持って卒業することを決断したわけです。そしてそれを11月に発表した。私が「せめて」と考えてた猶予があるわけです。そこには不透明じゃない理由があるのかな、って思う。まぁ大人の事情*5かもしれないけど、そんなんあの事務所ならどうにだって…誤魔化すこともできるだろうから、田口くん本人の意向が強いのかなって。まぁそれも憶測だけど。せめて、せめて春までに田口くんのことが好きなみんなが、KAT-TUNのことが好きなみんなが、そして田口くんが愛しているKAT-TUN全員が少しでも納得できるようになれば良いと思います。

最後に。こうなってから、私の頭の中ではゴスペラーズの「god bless you」が鳴り止まないんです。
君のために最後にできるのは ちゃんと終わりにすることさ ありきたりな言葉じゃ言い足りない さよならじゃなくて god bless you
でもぶっちゃけさよならになんてしたくなくて、覆るならみんなのために覆してくれよー!ってのが一番の本音。
でもそれが無理ならせめて幸運を祈らせてほしい、田口くんの、KAT-TUNの、そして彼らを愛する人たちの。

god bless you!!!
with love.


そして、田口くんお誕生日おめでとう。あなたの新しい1日と1年が幸せなものでありますように!


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てかね、こうなってね、やっと気づいたんだけど、私は実はすごくすごく、自分が思っていた以上に田口淳之介のことが好きだったんだ。
もっともっと、その名前を呼びたかったんだ。もっとパフォーマンスを見たかったし、歌声を聞きたかった。もっと早く気づくべきだった。
あまり下の名前フルで呼ばれることが田口くんだけど、「淳之介」という美しい名前が好きだ。彼のギャグも、実は会社のパソコンのブックマークに「田口淳之介のギャグまとめ」を入れておくくらいには好きだ*6。それをもっと伝えればよかった。もっと好きになればよかった。その猶予があるのは嬉しい、でもそれが猶予であるのが悲しい。覆んないかなーとも思う。でもね、それが覆らなくても、覆っても田口くんのことも、他の3人のことも、あの2人のことも好きだよ。君の決断を頭から否定はできないよ。みんなが何年か経ってからでもいいから、幸せで笑えていますように。







*1:KAT-TUNは光一さんきっかけで結成されて、よくキンキのバックについていたからね…

*2:亮ちゃんは次の週のエイト連載とMステ、山下くんは9日後の連載で話してたのかな、確か

*3:辞めないのが一番だけど、人間だから自分の進退は悩むし続けない選択肢もあるよね、と今なら思う

*4:田口くんは膝が悪い。手術をして活動を休んでた期間もあるし、にゅすつんsummaryのドキュメンタリーでは1人で膝を冷やす様子もうつってる

*5:契約とか契約とか

*6:仕事でだじゃれについて調べてた時に見つけてそれからこの四年くらい何かあるとそれを読んでるくらいお気に入り…