君は、君たちは、いつだって私のヒーローで王子様だ。
古いブラウン管の向こう側、緊張して立っているお兄ちゃんに目を奪われた。
6歳になる前のことだ。くりくりのお目目で、バスケをやっていて楽しそうだった。SMAPを見るためにつけていたバラエティだったのに、一瞬で目が奪われた。
それから、色々あった。
デビューが嬉しくて泣いたこと。
月千円のお小遣いでは、500円とはいえデビューシングルと同時発売のアルバムが買えなくて、お年玉まで待ったこと。
同担の同級生とどっちが彼にふさわしいかふざけてケンカしたこと。
見ているのが辛くてそっと離れたこともある。
会いに行けて嬉しくて嬉しくてたまらなかったこと。
周りのお喋りが悔しくて、友達と大阪から泣きながら帰ったり。
踊ってるだけで、安心して、号泣したこと、その時にずっと仲良くしてくれてるフォロワーさんが背中をそっとさすってくれて、余計泣いたこと。
私には担当と言える人が3人いるんだけど、そのうちの後の二人とは、彼と出会わなかったら出会っていなかったと思う。
ジャニーズのこと、好きになってなかったかもしれない。そうしたら、大好きな友達みんなと出会えてなかったかもしれない。
好きであることが誇りだと思えること。
ずっと付かず離れず応援したいと思えること。
人の好きについてあれこれ言うことのむなしさ。
人を支えるとか、支えられるとか、必要とするとか必要とされるとか、そういう基本的な仕事をするためのコミュニティづくりの必要性。
それは、彼と彼の隣のあの人を初めて見てからのこの四半世紀かけて教えてくれた。
彼らは、いつだってちっぽけな私の最初のヒーローで、王子様だった。
今回の一連のことで、本当に私はほっておくと泣いてたし、怖くて怖くて仕方がなかった。
また、辛い思いをさせてしまったのか。二人に。って。
休む勇気も、休ませる勇気も必要で、それであれこれ言う人も内野外野たくさんいるのも知ってた。
1番会いたい人とは、私に初めて「人を好きになること」「憧れること」「焦がれること」を教えてくれた人とは、直接同じ空気を吸えないかもしれない。
でもまぁ、離れていても、どんな形でも、私の1番初めはあなただし、悔しいくらい安心させてくれるのは、その隣のあなただから。
今日も、これからもよろしくお願いします。
Let's have a party together!!
wiz luv.